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和菓子屋の内装デザインで大切なポイント!施工事例や費用相場も紹介

和菓子屋の内装は、店の第一印象を決め、商品をより魅力的に見せる重要な要素です。外観との調和やパッケージとの一貫性はブランド体験を高め、自然素材や伝統色の工夫は和菓子の美しさを引き立てます。
本記事では、和菓子屋内装の押さえておきたい主要ポイントをわかりやすく解説します。
和菓子屋の内装デザインが大切な理由

和菓子屋の内装は、ただの装飾ではなく、店のブランド価値やお客様の印象を決定づける大切な要素です。空間デザインの巧拙が集客や売上にも直結します。
- 来店客に与える第一印象を決める
- 商品の魅力を引き出す
- ブランド体験を高める
来店客に与える第一印象を決める
店舗に足を踏み入れた瞬間に抱く第一印象は、その後の購買行動に影響すると言われています。
和菓子屋では「清潔感」「落ち着き」「和の趣」をバランス良く取り入れることが大切です。内装は来店客の心をつかむ最初のきっかけになります。
商品の魅力を引き出す
内装の色調や照明設計によって和菓子の魅力を引き出すことができます。
例えば白や生成りなどシンプルな背景色を使うと、商品がより鮮やかに見えたり、ガラスケースや木製の展示台を用いると、高級感が引き立ちます。
空間づくり次第で同じ和菓子でも見え方が大きく変わります。
ブランド体験を高める
和菓子屋の内装によって店舗のコンセプトやブランドイメージを体現することもできます。
たとえば「伝統を守る老舗」であれば、歴史を感じさせる格子戸や古材を使った設えが効果的ですし、「現代的でおしゃれな和菓子屋」であれば、モダンな照明やガラス素材を活かしたスタイリッシュな空間が求められます。
内装によって演出された空間全体が、和菓子の購買体験をより豊かなものにし、顧客の心に残るブランド体験を高めることができます。
和菓子屋の内装デザインで押さえておきたいポイント

内装設計において押さえておきたい7つの主要ポイントを紹介します。お店のコンセプトや立地、ターゲット層に合わせて適切に設計することで、来店者の満足度向上とリピート率アップにもつながります。
- 伝統性とモダン性のバランス
- 素材・質感の選び方(木材・畳・土壁・竹など)
- 色調・照明・間(空間の余白)の演出
- 什器・陳列棚・ショーケースの配置
- イートインorテイクアウトの有無によるスペース配分
- 体験型要素(和菓子作り/茶席など)の導入可能性
- 入り口・外観のデザインと看板の見え方
伝統性とモダン性のバランス
現代の和菓子屋では、「昔ながらの和の趣」を大切にしつつも、洗練されたモダンな要素を取り入れることで、新しい世代の顧客にも受け入れられる傾向があります。
ブランドのコンセプトにもよりますが、例えば古民家風の建具に現代的な照明や什器を組み合わせるなど、伝統と革新のバランスを取ることが重要です。
素材・質感の選び方(木材・畳・土壁・竹など)
内装の素材選びは、空間の雰囲気や印象を大きく左右します。
温かみのある木材、香りや質感で和の趣を演出できる畳、素朴な美しさを持つ土壁、アクセントとして活きる竹など、自然素材を適切に使い分けることで、空間に深みと風格が生まれます。
視覚だけでなく、触覚や嗅覚にも訴える素材選びがポイントです。
色調・照明・間(空間の余白)の演出
和の空間では、「余白」や「陰影」を活かした演出が非常に効果的です。
落ち着いた色調の壁や什器に、間接照明を組み合わせることで、品のある空間を作ることができます。また、余白を残したレイアウトは、商品や装飾の美しさを際立たせ、上質な時間を演出します。
什器・陳列棚・ショーケースの配置
商品の魅力を最大限に引き出すためには、什器やショーケースの配置が重要です。目線の高さや照明の当て方を工夫することで、和菓子の繊細な色や形が際立ちます。また、動線を意識した陳列により、スムーズな商品選びや接客が可能になります。混雑時の見やすさや回遊性にも配慮しましょう。
イートインorテイクアウトの有無によるスペース配分
イートインスペースを設ける場合は、落ち着いて過ごせる席の配置や照明の明るさ、動線設計が鍵となります。一方、テイクアウト中心であれば、短時間の滞在でも快適に感じられるように、スムーズな注文・受け取りの導線と待機スペースを設計する必要があります。店舗面積や客層に応じて、適切なバランスを検討しましょう。
体験型要素(和菓子作り/茶席など)の導入可能性
近年では、ただ商品を買うだけでなく、体験を求める来店者も増えています。和菓子作り体験や簡易的な茶席を設けることで、訪れる人にとって「記憶に残るお店」として印象づけることができます。
空間的に余裕がある場合は、体験スペースの導入も集客戦略の一環として検討してみるとよいでしょう。
和菓子屋の内装デザインにかかる費用を抑えるコツ
ここでは、限られた資金の中でも効果的に費用を抑えるための具体的な方法をご紹介します。
- 居抜き物件の活用
- 工事範囲の優先順位付け
- 相見積もりと業者選定
居抜き物件の活用
費用を大幅に削減する最も効果的な方法は、居抜き物件を選択することです。
前テナントの設備や内装を活用できるため、スケルトン物件と比較して工事費用を30〜50%程度抑えることが可能です。
特に和菓子屋に適した設備が残っている物件を見つけることができれば、大幅なコストダウンが期待できます。
工事範囲の優先順位付け
限られた予算内で効果的な内装を実現するには、工事範囲の優先順位を明確にすることが重要です。
お客様の目に触れる販売スペースや商品陳列エリアを重点的に整備し、バックヤードなどは必要最小限の改修に留めることで、メリハリのある予算配分が可能になります。
相見積もりと業者選定
複数の業者から相見積もりを取得し、価格だけでなく提案内容も比較検討することが大切です。
和菓子屋の内装に精通した業者を選ぶことで、無駄な工事を避けながら効果的なデザインを実現できます。
また、工事時期を閑散期に設定したり、複数の工事をまとめて発注することで、業者との価格交渉も有利に進められる場合があります。
和菓子屋の内装設計・工事の進め方

ここでは、和菓子屋における内装設計の進め方と注意すべきポイントを順を追ってご紹介します。
コンセプトやターゲットを決める
最初に取り組むべきは、お店の方向性を明確にすることです。
「老舗らしい重厚感を出すのか」「若い世代に親しみやすいモダンな雰囲気にするのか」など、コンセプトを決めることで内装デザインの軸が定まります。
また、ターゲット層を設定することで、色合いや素材、座席数など具体的な設計指針を立てやすくなります。
イメージ写真・参考事例などを集める
コンセプトが決まったら、理想とする店舗のイメージを具体化するために参考事例を収集しましょう。
老舗和菓子屋の伝統的な空間デザインから、現代的にアレンジされた和菓子店まで、幅広い事例を調査することで新たな気づきがあるかもしれません。
写真や雑誌、実際の店舗見学を通じて、色彩、素材、照明、家具配置などの具体的なイメージを固め、設計者との打ち合わせで明確に伝えられるよう準備しましょう。
業者を選ぶ
内装工事を成功させるには、信頼できる施工業者の選定が不可欠です。複数社に見積もりを依頼し、金額だけでなく、提案内容や過去の施工事例も比較検討しましょう。
和の素材や飲食店の施工実績がある業者を選ぶと、イメージ通りの仕上がりになりやすいです。
工程・工期・納期などスケジュールを立てる
内装工事のスケジュール立案は、開業予定日から逆算して綿密に計画する必要があります。
一般的に和菓子屋の内装工事は、規模にもよりますが1〜2ヶ月程度の工期を要します。
設計から施工完了まで全体では3〜6ヶ月の期間が必要となるため、余裕を持ったスケジュール設定が重要です。
工程には、解体工事、電気・水道工事、内装仕上げ工事、設備設置、清掃・引き渡しなどが含まれます。
各工程の進捗管理を徹底し、遅延リスクを最小限に抑えるため、定期的な現場確認と業者との密な連絡を心がけましょう。
施工中のトラブルなど臨機応変に対応する
工事が進む中で、細かな変更や調整が必要になることも少なくありません。その際は必ず書面で内容を確認し、追加費用や工期への影響を明確にすることが大切です。
また、進捗確認を定期的に行うことで、仕上がりのズレやトラブルを未然に防ぐことができます。
和菓子屋の内装デザイン参考事例3選
実際に当社が手がけた食物販の内装工事の参考事例を3つ紹介します。
一部洋菓子屋も含みますが、和菓子屋のヒントにもなりますので、ぜひ参考にしてみてください。
荒川屋製菓舗 様

伝統的な和菓子店のイメージを現代的にアレンジした魅力的な店舗です。
外観は黄色のオーニングが印象的で、親しみやすさと明るさを演出しています。内装では木材を基調とした温かみのある空間づくりを実現し、白との組み合わせで清潔感も両立させています。
ガラスケースを効果的に配置した商品陳列により、和菓子の美しさを最大限に引き立てる設計となっています。
PARISIAN PERPETUAL様

アーチ型の装飾を効果的に取り入れた上品な内装で、優雅で高級感のある空間を演出しています。
白を基調とした明るく清潔感のある店内に、緑の植物をナチュラルに配置することで、温かみと親しみやすさも表現しています。
曲線を活かした美しいショーケース配置とシャンデリアなどの装飾により、まるでパリの街角にあるような雰囲気を感じられる空間となっています。
patisserie ARS NOVA 様

patisserie ARS NOVA様は、クラシカルで高級感のあるデザインが印象的なパティスリーです。
外観は赤いアクセントが特徴的で、店舗の存在感を際立たせています。内装では木材を基調とした温かみのある上品な空間づくりを実現し、ベージュとの組み合わせで落ち着いた大人の雰囲気を演出しています。
ガラスケースを中心とした効率的な商品陳列で、洋菓子の魅力を最大限に表現した店舗デザインとなっています。
繁盛店を目指す和菓子屋の内装作りなら株式会社 添へ

和菓子屋の内装は、商品を引き立てるだけでなく、外観やパッケージと一体となってブランドを形づくる重要な要素です。
しかし、素材選びからレイアウト設計、施工管理まで自力で完結させるのは容易ではありません。株式会社 添は、飲食店や物販店をはじめ多彩な店舗デザインを手がけてきた実績を持ち、和モダンを取り入れた内装や古民家再生など幅広いニーズに対応可能です。
理想の空間をカタチにしたいと考える方は、プロの視点で具体的な提案を受けられる株式会社 添にご相談ください。
| 会社名 | 株式会社 添 |
| 所在地 | 〒463-0024愛知県名古屋市守山区脇田町307-102 |
| サービス内容 | 店舗・オフィス デザイン・設計・施工インドアゴルフ施設・個人邸のゴルフルーム デザイン・設計・施工 |
| 許認可番号 | 愛知県知事許可 第110969号 |
| 施工実績 | 串ダイニング 鳥っぱPXG AOYAMAARAVAGOLFイオンタウン四日市泊店など |
和菓子屋の内装に関するよくある質問

ここからは、和菓子屋の内装に関するよくある質問に回答していきます。
Q1. 和菓子屋の内装でおすすめの素材は何ですか?
木材や竹、和紙などの自然素材が特におすすめです。
木材は温かみを、竹は清涼感を、和紙は柔らかな光を演出できます。これらを組み合わせることで、伝統的で落ち着いた雰囲気をつくりながら、現代的な空間とも調和させやすくなります。
Q2. 和菓子屋の外観と内装はどのように統一すべきですか?
外観と内装はブランドの一体感を示すために重要です。例えば、外観に木格子を取り入れたなら、店内にも自然素材を使うと統一感が生まれます。
看板の色合いやロゴデザインを内装にも反映させることで、「ここにしかない世界観」を伝えやすくなります。
Q3. 和菓子屋にイートインスペースは必要ですか?
必須ではありませんが、導入することで差別化につながります。少人数用の席を設ければ試食や休憩の場として活用でき、観光地では体験型の和菓子作りイベントを行うスペースとしても有効です。
SNSでの拡散効果も期待でき、若年層や観光客の集客に役立ちます。
まとめ:和菓子屋の内装にこだわって繁盛店を目指そう

和菓子屋内装は、第一印象から商品演出、外観やパッケージとの調和、さらには文化的背景まで幅広い要素が絡み合って成り立っています。
素材や色彩、動線設計を工夫することで和菓子の魅力を引き立て、和モダンな事例や体験型空間を取り入れれば現代の顧客ニーズにも応えられます。
和菓子屋内装は単なるデザインではなく、ブランド体験を形づくる重要な要素です。